広島の行政の誤り

平成20年12月20日(土)
広島大学の跡地が使い道がなくて宙ぶらりんになっている。一部はなんと!マンションになり、残りは先ごろつぶれたアーバンコーポレーションが何かを計画していたようだが、だめになってしまった。後を引き受ける企業がないという。
以前にも書いたが、広島市から広大を遠い東広島に移転するという、きわめつけの愚挙を行った責任者および賛同して利益を得た人たちは責任を取るべきである。まったく何を考えてこんなことをしたのだろう。子供が考えてもわかるほどの無意味な、有害な箱物行政である。せっかく最もふさわしい場所にあった広島の知の中心を、わざわざ大金を使って遠くの地に移してしまった。
広島はすでに空港移転という世紀の愚挙を行っているからいまさら驚かないが、広島を大事に思わない政治家や企業家でなければできないことばかりである。何十年か後になってこれらの負の評価が明らかになるだろうが、その頃には責任者達はもういないのである。