平成20年12月13日(土)
いよいよ来年から裁判員制度が始まる。知らない間に決まった制度だ。しかも、もし裁判員に選ばれたらほとんど拒否できないそうである。
いったい誰がこんな制度を決めたのだろう。もし国民投票したら間違いなく廃案になるだろう。裁判はプロに任せておけばよい。素人が判断するには無理があるのは、誰が考えてもわかるはずである。我が国には一般人参加の裁判はなじまないと思う。
もし自分が選ばれたら、何日かクリニックを閉めて行きたくもない裁判に行かなければならない。そんなことをしたいと望んだわけでもなく、自分が参加することによって今よりも裁判がよくなるとは思えない。経済的な損失も非常に大きい。いいことは一つもないのである。
こんな制度を作った人たちはいったい何を考えているのだろう。実に不愉快である。