平成20年9月3日(水)
禁煙してもう8年になるが、年に1回ぐらい「今一服したらうまいだろうな」と思うことがある。だいたいは食事のあととかアルコールを摂取している時である。
タバコなんて初めて吸ったときは全然うまいと思わなかったが、大学生になったら吸うのがあたりまえのような風潮があり、カッコ付けの意味もあって吸い始めたのである。動機はいい加減であったが、吸い始めると瞬く間に習慣になってしまった。ハイライト→セブンスター→マイルドセブンと銘柄は変わったが、マイルドセブンの時代が一番長かった。途中では、ロングピース、両切りピース(缶詰)、キャメル、ゲルベゾルテ、キセル(刻みタバコ)、葉巻、パイプなど色々試したが、やはり日本の生んだ傑作のタバコ、マイルドセブンに落ち着いたのである。
以後毎日2箱吸っていたのでかなりのニコチン中毒だったと思われる。それでも開業2年して止めたのは、ひとえに喫煙による体調不良のせいであった。やはり強い動機付けがないとなかなか難しいようである。だから喫煙のいいところも良くないところもすべてわかっている自分としては、禁煙推進論者のようにあまり人に禁煙を勧めようとは思っていない。どうなろうともすべて自己責任であるからだ。