平成19年6月15日(金)
入梅してうっとうしい日が続く。朝は雨が降っていないので自転車で行くと、帰りは雨になってバスで帰宅することもある。その場合は翌朝は自転車通勤できない。なんだか損をしたような気持ちがするのが不思議である。
昨日は市内某ホテルでHPV(ウイルス)と子宮がんの講演があった。子宮頸がんの原因がHPVによることがいまや常識になってきたが、実際のところHPVの感染があったらどれくらいの率で浸潤がんになるのかというと、0,1%だそうである。もっと高いかと思っていたが意外に少ないのである。そもそもウイルスの感染だけではがんは発症しない。その後、いろいろな条件が重なってがん化するのである。さらに、HPVの感染が最も多いのは10代20代で、以後減っているのは自然治癒があるからである。欧米ではワクチンが使われ始めたようだが、日本ではどうだろう。費用対効果を考えると悩ましいところである。