飽きのこない机

平成18年2月8日(水)
いいものは何でも飽きが来ないというが、診察室で使っている机は気に入っている。開業の時に家具屋さんに特注で造ってもらったものだが、使い込むほどますますよくなっている。引き出しの動きなども一寸の狂いもなくぴったりで木目も美しい。日毎に愛着がわく作品である。それに比べて一昨年買ったリトグラフ は、初めは気に入っていたが長く見ているといまいちで、絵を選ぶ力のなさを感じる次第である。なにしろその作者の作品展で数ある中から選んだものだから言い訳が効かない。どんなものでも長く使ったり鑑賞したりしても飽きの来ないものが本当にいいものなのだろう。