演歌が結構好き

3月26日(土)
実は演歌が結構好きである。「別れの一本杉」「王将」「風雪流れ旅」「兄弟船」好きな曲は他にもあるが、これらはすべて船村徹という作曲家の作品である。 最近その自伝を読んだのだが、まさに巨人だ。才能もすごいが、その人間的魅力スケールの大きさなど実に面白い。歌謡界で押しも押されもせぬ地位にいるにもかかわらず、40台後半でフリーになってギター片手に全国を回ろうとしたのはすごいことだ。頂点にいるにもかかわらず、自分を振り出しに戻せる柔軟さはただものではない。そういう姿勢が数々の名曲を生み出したのだろう。才能やスケールはどうしようもないが、私もその姿勢は見習いたいものである。