かけす

平成16年9月8日(水)
台風一過、昨日の風雨がうそのようなおだやかな日となった。もうすっかり秋だ。尾崎喜八という詩人の作品に「かけす」という詩があるが、その一節に「山国の空のあんな高いところを/二羽三羽 五羽六羽と/かけすの鳥のとんでいくのがじつに秋だ」というくだりがあるが、窓から空を見上げていると思わずその詩を口ずさみたくなる。
このままおだやかな日が続いてくれることを願って一日を終えよう。