日付別記事一覧 2019年5月10日

令和元年

令和元年5月10日
連休が終わり「令和」の元号になっての診療が始まったが、つい「平成31年」と書いてしまいそうになる。訂正印をハンコ屋さんに注文しているが、「平成」と印刷してある書類もまだたくさんあるので当分の間は一々訂正しなければならない。
一番長く続いた元号は「昭和」、二番が「明治」だそうであるが、「平成」は四番目とのことで、こんなに長く元号を使った歴史のある国は世界中でもまれなことだという。学生の頃は西暦の方が各国との比較で使いやすいと思っていたが、歳をとるにつれて元号を使う方がしっくりすると感じられるようになった。ただ年齢を計算するには元号は難しく、一度元号を西暦に直して計算しなければならないので少々面倒である。今年は昭和94年、平成31年と記憶しておき、昭和40年生まれの人であれば誕生日に94-40で50歳、平成5年生まれの人なら誕生日で31-5で26歳ということになる。令和2年になれば、昭和95年、平成32年ということになる。当院ではさすがに「大正」生まれの人は来られないので「昭和」「平成」だけ覚えて置けばいいけれど。