技芸審査会

平成29年9月29日(金)
あいかわらず下手な尺八を吹いている。先日も小さな発表会で一曲吹いたが、人前で吹くのは自分の実力がわかっているだけに冷や汗ものである。師匠は人前で吹くことが上達に一番役に立つと言われるのだが、自分としてはたいしてうまくもないのに人に聞かせるのは迷惑以外にないのではないかと思うので躊躇するのである。だれでも下手なカラオケを聞かされるほど嫌なことはないだろう。そうはいっても上手くなるまで待っていたら一生人前では吹けないことになる。そのあたりが微妙に難しいのである。
11月に大阪で師匠の属する流派の審査会があり、広島からも何人も出場するらしい。自分も今回初めて出る気になったので課題曲の練習を始めたところである。審査会では出場者の出来栄えを審査し順位付けをするというが、出演者の中では技術も経験も下の方だと思うので最下位にならなければいいが。まあ、会場の雰囲気だけでも味わって来ようと思っている。