日本地図2017年版

平成29年6月23日(金)
本屋で立ち読みしていたら成美堂出版の上記の地図本を見つけた。政治・経済・産業から文化・スポーツ、社会・交通などさまざまな分野の情報を都道府県ごとに分けて示していて、わかりやすいので思わず買ってしまった。
広島県は面積は11位、人口は12位であり総人口286万人のうち広島市に119万人が住んでいる。一人当たりの県民所得は306万円で10位、学力テストも10位だそうである。意外だったのは日本酒の生成量で1位は兵庫(灘、他)2位が京都(伏見、他)3位が新潟でわが広島(西条、他)は10位だったことである。先日も千葉から来られた教授との会食で「3大日本酒生産県の広島・西条の酒をどうぞ」と勧めていたが訂正しなければならない。
がん罹患率(死亡率ではない)では女性が全国4位、特に乳がんが4位なのは検診が他県よりもしっかり行われているからだろうか。大学等卒業者の就職率は広島は5位であるが耕作放棄地率は全国3位である。ちなみに1位は山梨、2位は長崎である。他にも高速道路のガソリンスタンド空白区間だとか最高速度引き上げ(110km~120km)の区間はどこかなど面白いことが満載である。
厚労省の出している「国民衛生の動向」はきちんとした緻密な資料であるが、この地図本のようなわかりやすいものもいいと思う。